当社の神奈川県にある賃貸管理物件での実話です。
（個人情報への配慮から改変を加えています。）
とある入居者が家賃を数カ月分滞納しました。
保証会社による代位弁済でオーナー（貸主）に実損は発生してはいませんでしたが、
入居者に何度電話しても連絡がつきません。
次の手段として保証会社が直接訪問しましたが、不在あるいは応答なしでした。
そこから先は当事者（弊社）の手を離れ、保証会社により法的手続きに移行して
- 貸主代理人による住居明け渡し訴訟
- 貸主勝訴の判決
- 裁判所執行官による立ち退きの強制執行
と進むかに思えました。
ところが残す手続きは強制執行のみという段になって、
ある日入居者から連絡がありました。
入居継続を希望しているという事でした。
兎にも角にも滞納している債務を弁済してからと伝えました。
弊社は半信半疑でしたが、後日入金がありました。
結論としまして、その後改めて賃貸借契約、入居継続と相成りました。
こんな事もあるんですね、という事例でした。
